私は数年前に子宮内膜症性卵巣チョコレート嚢腫(のうしゅ)とゆう病気になりました。最初の頃は生理痛がひどかったのと痛みが片側だけに片寄ることでした。だんだん、生理ではない日にも片側の下腹部の痛みが常につきまとう様になりました。そこで近くの婦人科を受診しました。超音波でおおまかな検査をしたら何か出来物が出来ているとの事で、すぐに精密に検査をした方が良いとのことで大学病院への紹介状を書いてくれました。そして数日後には大学病院に行きました。色々な検査をしたところ出来物の正体は血液の固まりでした。原因は通常の生理では毎月正常に流れていく血液が卵巣の方に少しずつ流れて溜まっていって、だんだん古くなって固まりになるらしいのです。それがチョコレートの色をしているからかチョコレート嚢腫と言われているみたいでした。私の場合は固まりの部分だけを取り除く手術をしましたが、その日の夜は下腹部の痛さあまりに眠れませんでした。早朝に看護師さんに座薬を入れてもらったのを覚えています。そして1日1日、本当にわずかですが良くなっていきました。ただ、癒着がひどかったみたいで経過も決して良くなかったです。退院した後は自宅療養でラドン吸入器のレンタルや、癒着がひどくならい様にゆっくりながらも歩いたりしていました。今はホルモン治療をしていて、なんとか働けています。まだまだ痛い日はありますが、体調の良いときに出かけたりしています。