内視鏡でごく初期の胃ガンを手術

遠方に住む父方叔父はもともと持病のため栃木で評判の良い心臓外科に通院していましたが、今年1月に内視鏡でごく初期の胃ガンを手術。抗ガン剤や投薬治療などはしていないらしく、一応心配なので抗ガン作用カナバニンを含むナタマメ粉末のお茶を送った。「届いた」という電話があったので、その時に少し話した事で嫌な気分に。

「もう4年も経ったし、転移も再発もしてないんだから大したことないんだろ」と叔父。私は両側同時乳がんで、右が浸潤性小葉癌、左が充実腺管癌。左が2cm,5mmのしこり、右が1.5cmのしこりで合計3カ所。医師からは「もう少し発覚が遅かったら大変な事だった」と言われ、温存とはいえ大幅な切除。そして両側同時放射線照射。その後リュープリン注射2年(「もう一年続けよう」と言われたが、2年で終了)、タスオミンもフェアストンも合わず投薬は1年半でドロップアウト。

代替で漢方内科も訪ねたが、「命を掛ける様な博打は止めた方が良い。両側同時でしかも片方が2cm。骨や肝臓に転移が無かったのは奇跡だよ。悪い事は言わない、投薬は続けた方が良い。もし抗ガン剤を主治医が選択する場合でも、辛い場合は漢方で緩和できるから」との返事。

結局薬物治療は2年で完全ドロップアウト。頭痛や吐き気が頻繁に起きたし、タスオミンの副作用か記憶障害にも悩まされた。

そんな事は知らない叔父は、「大したことないんだろ」と宣う。薬物治療をしていないという事は、再発や転移の不安と闘っているというのに。その為に抗ガン作用のカナバニンが含まれるナタマメ茶を飲んでいるというのに。