最近では小学生であっても生活習慣病に気をつける必要があることが分かっています。これは、運動不足の状態が毎日続いている事が要因となり、ハンバーグやカツカレーなど高カロリーな食べ物を好む子供が多いため、必然的に肥満の状態になります。

体重が増加するにつれて、内臓周辺の内臓脂肪が増加してくると糖尿病のリスクが高まってしまいます。糖尿病は、食事で得たブドウ糖をインスリンの働きで体内に取り込みます。

この働きがうまく機能しなくなってしまうと、血液中の糖分が異常値となってしまいます。この状態になってしまうのは、血液中の脂肪分が多すぎる事が要因であり、内臓脂肪の量が大きく関係しています。

メタボリック健診において、内臓脂肪の量が多すぎることが分かった場合には、すぐに食事制限をするか、運動習慣を取り入れて余分な内臓脂肪を運動エネルギーとして消費していく対策が必要となります。

内臓脂肪は、食事で増えやすい脂肪であり、逆に有酸素運動などで落としやすい脂肪でもあります。