病は突然襲ってきます。わたしは学生のとき、母が急に入院してしまいました。わたしが図書館で本を読んでいると、母から電話がかかってきて、「今病院にいるんだけど、来てくれる?」と言うのです。

わたしは、昨日まで元気だったのにと混乱しました。すぐ駆けつけると、母は救急病棟にいました。どうやら朝具合が悪くなったので自力でタクシーを呼んで病院に行ったようです。救急車で行くよりタクシーのほうが自分で病院を選べるから、だそうです。

母はわたしに自分で電話をかけられるくらいには元気だったのですが、1週間ほど入院することになりました。母とふたりで暮らしていたわたしは、学校に通いつつ家事を全部やることになりました。学校が終わると母の病室に行って体調をみます。

家、学校、病院の往復の生活が始まりました。慣れない家事にとまどうことはあったものの、なんとかやっていけました。それは病院のサービスのおかげです。

母のパジャマは病院でレンタルしていました。お金はかかりますが、わたしは母のパジャマを持ち運び洗濯する手間がなくなり楽になりました。入院するとき、よい病院を選ぶことは大事です。

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