がん闘病、なおかつ末期のがん闘病患者さんの身体は触らないことです。少しの刺激でも末期のがん闘病患者さんにとっては激痛に感じますから。「最後ぐらいは手を握りしめて」と、健康な人は思うことでしょう。しかしそれはしない方がいいと経験談からも思います。
ただ、顔を見せるだけでもいいのです。何も触れなくてもいいのです。末期のがん闘病患者さんにとっては触れることもとても痛く感じてしまいますから。身体を触れてそして見送ってあげたいと思う気持ちはわかります。
しかし、最後ぐらいは安らかに眠らせてあげたいと思うのならば、末期のがん闘病患者さんの身体には触らないでおきましょう。顔を見せて感謝の言葉を述べるだけでも十分なのです。これまでも痛い思いに耐えてきたのですから、最後の最後でさらなる激痛を与えないためにも、末期のがん闘病患者さんの身体には触らないようにしましょう。このことを覚えておくだけでも、最後のお別れの思い出が変わると思います。嫌な思い出を残さないためにも覚えておきましょう。