私が初めて入院したのは盲腸の手術を受けた時です。私は音に敏感で、人の寝息やいびきが聞こえると眠れないので、個室しかダメだったのです。私の盲腸は急性ではなく、慢性で、渡米を前に切っておいたほうがいいだろうということで手術を受けることになったのです。
私が手術を受けた外科病院は全身麻酔で手術をするようになっていて、眠っている間に手術は終わりました。麻酔から覚めて、トイレに行きたくなったので、部屋にトイレが付いていたので、自分で起き上がって、ゆっくりと歩いてトイレに行ったのです。
すると、急に動いたからか、お腹がものすごく痛くなって、七転八倒するほどの痛みになりました。看護師さんがやってきて、注射を打ってくれましたが、本当につらかったです。それで、先生が言うには盲腸は赤く腫れていて、いいタイミングで手術したね、ということでした。
遅かれ早かれ盲腸が痛くなって手術の必要があったでしょう、ということでした。アメリカで盲腸にならなくてよかったです。